銘柄を変えて飲む文化

インターネットメディアが発展して

かつては、全国どこの地域にも酒蔵がありました。
その地域に住む人たちは「おらが村の酒」である地酒を飲みました。

今、インターネットなどのメディアや流通の発展で、全国各地の酒が、どこにいても飲めるようになりました。
今まで「おらが村の酒」しか飲んでなかった人が、さまざまなタイプの銘柄に触れることができるようになりました。
地酒が衰退する要因の一つとも言えます。

ただ、わたくし友添健二は決して、悪いことばかりだとは思いません。
甘口、辛口、芳醇、淡麗など、地域によって異なる特徴の酒を飲み、今まで飲んできた地酒を客観的に見つめ直すことが可能になった、と考えることもできるからです。

福岡の地酒を応援していく

友添本店は福岡の地酒を応援する酒屋です。
ただ、全国各地の日本酒も並べています。
たまに銘柄を変えて飲むことで、「おらが村の酒」のすばらしさを改めて知るきっかけになると思っているからです。

いろんなお酒を試しつつも、最後は地酒を愛でてほしいと願っています。